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  • 2020年11月1日

COACERの新商品の酵素について

昨年、新製法のエラスチン原料に切り替えてから、全ての商品をリニューアルしています。

その中でもエラスチン&酵素原液に関しては、なかなか配合などの調整がうまく行かず…何度も試作を繰り返していただきましたが、エラスチンサプリメントが100%のパウダーカプセルになっていることから、酵素もエラスチンを配合せずに原料をそのまま商品化することにいたしました。

COACERの酵素原料は、以前の商品と変わらず。私がずっと探し求めていて見つけたマクロビオティックの大家、久司道夫監修のマクロビオティック酵素です。

今から6年前、私たちはオリジナルの酵素の開発を決意してから、マーケティング事業をすべて廃業し、メーカーの道を歩むことを決意しました。

ようやく見つけた久司道夫氏の酵素と私たちが美容のパイオニアとなったエラスチンを配合してエラスチン&酵素原液として開発、約5年に渡って販売を行ってきました。しかし、昨年よりエラスチン原料が新製法に切り替わったことから、幾度かエラスチン&酵素原液の商品の改良を行ってきましたが、なかなか思うようなものに辿り着けず。

いろいろと試行錯誤しましたが、サプリメントもエラスチン100%であることから、酵素も100%原液のものをそのまま商品化することにいたしました。

世界最高峰の植物発酵食品

『酵素』とひとくちに言いますが、正式には酵素発酵された『植物発酵食品』です。

ちまたでは、体内酵素を補うために酵素をとりましょう!などと言われているようですが、それは誤りで、本来、この植物発酵食品はプレバイオティクスです。

プレバイオティクスとは

①消化管上部で分解・吸収されない、②大腸に共生する有益な細菌の選択的な栄養源となり、それらの増殖を促進する、③大腸の腸内フローラ構成を健康的なバランスに改善し維持する、④人の健康の増進維持に役立つ、の条件を満たす食品成分を指します。

引用元 ヤクルト中央研究所https://institute.yakult.co.jp/dictionary/word_3.php

ですので、プロバイオティクス(細菌そのもの)ではなく、それらのサポートをする食品成分ということで、『酵素』というのは単なる商品名であることを理解しなくてはいけません。

私たちが提供していく『植物発酵食品』は、三つの大きな特徴と意味合いを持ちます。

高機能な栄養補助食品

まずは、この食品を製造するために原料となる植物についてご説明します。

私たちが採用した「植物発酵食品」はブラジルの日系農場で生産されています。

なぜブラジル?国産の食品のイメージが安心・安全であると思われがちで、私たちも最初は国産原料、国内工場の方がいいのではないか?と模索していました。

しかし、この「植物発酵食品」についての説明を聞けば聞くほど、このブラジル農場であることの必要性が高まりました。

ブラジルの世界遺産 パンタナール湿原

話せばとにかく長くなる、素晴らしい歴史のあるブラジル農場。日本人が開拓し、なんとこれまで41年に渡って無農薬無化学肥料を貫いています。

マクロビオティック酵素には、この大自然で育まれた80種類以上の野菜や果物、野草などがブランドされてますが、その中でも30種類も配合されている野草は、このブラジルの大自然に生息する薬用植物を生物学者橋本梧郎氏が10年に渡って研究、出版された「ブラジル産薬用植物辞典」を元に、お年寄りから幼児まで安全な薬草を選ばれています。

もちろん、その素材を吟味しレシピを考案したのは久司道夫氏。

久司道夫氏はマドンナを始めとする世界的なセレブに愛され、マクロビオティックや「自然食品」を世界に広め、その功績はスミソニアン博物館に著書を保存されるまでとなっています。

その元には、私の敬愛するマクロビオティックの創始者桜沢如一氏が存在します。(これ以上は長くなるので、ご興味がある方はお調べください)

久司道夫氏は、何度もこの農場に足を運び、この農場で得られる様々な食品を吟味し、マクロビオティックの理論を元に配合されました。

現代の食生活の中で、安全で栄養価の高い植物を私たちが取り入れるのには、大変な労力と費用がかかりますし、料理をするとなると本当に大変ですが、これほどまでに多くの植物を長期間発酵、熟成させていることで、これをとるだけで多くの栄養素を身体に取り入れることができるという、とても効率的な『栄養補助食品』が誕生しました。

新たに発売されるマクロビオティック酵素は、三次発酵、8年熟成であるため、栄養価の吸収が大変良いというのが特徴です。

私たちの身体をつくる細胞は、栄養バランスが整っていればいるほどその活動を高め、スムーズな代謝を行い、細胞の老化を防ぐことができます。

植物発酵をさせる際の仕込み水がとにかく素晴らしい

マクロビオティック酵素の農場の地下1,500〜2,000mには、ケイ素を多く含む硬度0.8という超軟水という稀な特徴が見られる、世界最大水脈「ガラニー地下水脈」から湧き出す水があります。

地下水脈の湧水で作られた農場のプール

この水脈「ガラニー地下水脈」は日本の国土の3.15倍の面積に及ぶ、世界最大の地下水脈です。枯渇の心配が無い、無尽蔵の水脈です。

(1)油、脂肪を溶かす
(2)錆びない水
(3)ビタミンCを破壊しない水


という、他の水にはない特徴を持っています。

・「水と油」は相性が悪いことを表す言葉で、水と油をコップに入れれば分離するのが常識です。しかし、この農場の水は油、脂肪と溶け合うのです。これは体内の脂肪を溶かし、体外に排出することにつながります。

・試験管に農場の水を入れ、そこに鉄クギを入れて、1年半、放置しましたが、ほとんど錆の発生は見られませんでした。これは物質の酸化を抑制していることで、体内では抗酸化の働きをすることになります。同様の状態で、市販の他社のミネラル水、水道水では、錆で水が真っ赤になりました。

・農場の水を沸かし、60度C程度で緑茶を入れました。48時間を経過しても、綺麗な緑色に変化はありませんでした。これはビタミンCを破壊しないということ。

他社のミネラルウオーター、水道水ではほどなく変色し始め、48時間後では濃いコーヒー色になってしまいました。これはビタミンCが破壊されたということです。

・ケイ素が多いということ。世界的に知られる、フランスのルイ・パスツール博士が130年前にケイ素の偉大な治療効果を明言したとおり、現在、医療、健康関連の広い分野でケイ素が活用されています。

年齢とともに体内で作られなくなる微量元素のケイ素は外から補充するしかありません。ケイ素は髪、爪の形成、骨の代謝、免疫システムなどに関わっています。

医療先進国ドイツでは各種サプリメントの中でケイ素が突出して売れていることも、その有効性を裏付けるものです。

ANBジャパンHPよりhttp://www.anbjapan.com/macrobiotic.html

マクロビオティック酵素の発酵、熟成にこの「ガラニー地下水脈」の湧き水が仕込み水として使われています。

この土地にしか生息しない魔法のような酢酸菌が自然な三次発酵を起こします。

ブラジル工場で毎日12t生産されるマクロビオティック酵素

マクロビオティック酵素は8年という長期熟成を行なっています。
熟成期間が長ければ長いほど、タンパク質等の分子量が小さくなり消化吸収率が高まります。熟成により風味も増します。

一般的な酵素は酵母菌による1次発酵、乳酸菌による2次発酵で完了となるのですが、このブラジル農場では農場に自生する菌で自然に3次発酵(酢酸発酵)が起こります。
これは他社製品では起こり得ない、この農場だけの現象です。

「酢酸菌」はその土地によって異なり、九州の黒酢のように、作られた土地ごとにその土地ならではの風味を生み出す触媒効果があります。その証拠に、同じ原料を国内外のいくつかの工場で発酵、熟成させても、この三次発酵は行われませんでした。

マクロビオティック酵素の三次発酵の秘密

41年前に植樹されたマンゴーの木
大きな木にたわわに実っています。
果物が取りきれず落ちています。酢酸菌の素になっています。

このように、あらゆる条件が奇跡のように折り重なり誕生した世界最高峰の『植物発酵食品』

その機能や効果については、多くのエビデンスがあり、それをまとめた冊子を原料メーカーであるANBジャパンのホームページで見ることができます。

COACERの独占ではありません。 

私たちが目指すのは、世界で一番の日本をブランドとして届けること。

通常でしたら、自分たちが独占したい、オンリーワンになりたい、そう思うのがメーカーだと思います。しかし、このような素晴らしい原料は、それを長く研究し、こだわり続けて支えてきた人々の功績が大変大きいのです。

弊社のエラスチン原料も同じ。

私たちは、その人々の思いやその功績を讃え、正しく世界に届けていくことが役割であると思っています。ですので、私たちだけのものではない。それをお客様や販売される皆さんにも理解していただきたいと思っています。

私が大切にしている「天国の箸」の考え方。

しかし、それこそがマクロビオティックの真の理念にも繋がることであります。

最後にホームページにある説明をそのまま引用してご紹介します。

2000年に世界自然遺産にも登録されたブラジル南西部にあるパンタナール湿原。その南の入り口に「マクロビオティック酵素」の故郷であるANBブラジル農場があります。ここは汚染や化学物質とは無縁の聖なる楽園。大自然の恵みを存分に浴したさまざまな果物や野草が熟成しては土に還り、自生を繰り返しています。それらの豊潤な原料でゆっくり手間ひまをかけて大切に醸されるのが、「マクロビオティック酵素」です。乳酸菌や酵母発酵、そして地場の酢酸菌による三次発酵を経て、原料の野菜、果物、穀物、野草などが混然一体となり、マクロビオティックの食事をそのまま発酵熟成させた「マクロビオティック酵素」が完成します。

初めて東京にある本社を訪れた時、私はなぜか涙が出て止まりませんでした。マクロビオティックやオーガニックの話になると心の琴線に触れるみたいで、自分でも分からないくらいに涙が溢れます。

きっと、前世で何かがあったのだろうと、そんな不思議な体験をたくさんしています。この不思議な体験はご興味がある方は何かの際にお尋ねください。皆さん鳥肌と言われます笑

世界一のものを作り、そしてそれを維持していくのは本当に大変です。たくさんの人々の苦労を想像するだけで、頭が下がります。これからも私は奢ることなく、敬意を持って大切に扱って行きたいと思っています。

世界一の日本の技術を厳選したプログラム。それが、COACER ETERNAL YOUTH SYSTEMです。

少しずつですが、新生COACER誕生のための準備が進んでいます。

世界的な数々のデザイン賞を受賞し続ける、徳田 祐司 Yuji Tokuda氏をクリエティブ ディレクターに招き、徳田氏率いるcanaria inc.が、COACERのブランドデザインを行なっています。

少しずつご紹介している新しいロゴやパッケージなど、皆様のお手元に届くまであとわずかです。

新パッケージのチラ見せ笑

この画像イメージは少し古いため、エラスチンという文字が入っていますが…エラスチンは入れないことになりましたので、正式な名称を変えています。

【商品名】COACER Macrobiotic enzyme

8年熟成マクロビオティック酵素[原産国ブラジル]

【内容量】10g × 21本

【定価】12,000円

オリジナルのパッケージが完成するまで、簡易包装での発売となります。

名刺は一足先に完成したので、発色などのイメージはこちらを参考にしてください♡

ベルベットPPという加工を施した独特な質感のパッケージになります。

実際にオリジナルパッケージでの製造は、大変なコストがかかります。ロッドと言われる生産量もかなり大きな数になるので、それはまだまだあらゆる問題でとても大変なのですが、未来のイメージは明るく、もうそれが手に届くところまできている。そんな実感があります。

COVID-19の世界的な影響や、昨年の事件などの影響から、私たちはさらに「変化に対応するチカラ」がつきましたし、正直に真摯に、あらゆることに感謝の気持ちを忘れずに、これからもさらに心ある企業として進んでいきます。

COACERの新酵素「Macrobiotic enzyme」をどうぞお楽しみ!!

 

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